子供YouTuberに思う
ゴールデンウィークの間に、ブックオフへ行って、高校入試のための本を、100円の２０%オフで買ってきた。これが案外いい。目につくと、開いてみてる。
少し前に、10歳のYouTuberの男の子が、自分から不登校になったと話題になっていたが、同じくらいの歳の子供を持つ親としてはその子が気になる。
世間では、その子の行く末を心配して、諭してるような意見が多かったので、みんな他人の子に親身になってあげていて、優しいなと思っていた。
わたし自分をその子に置き換えて見てみたら、単純に羨ましい。私も、学校に行かず、大人の中に入って、自分の意見を聞いてもらって、好きなことを好きなだけして、いい気分になって過ごしたかった。
学校は好きじゃなかった。休まずまじめに学校へ行ってても、勉強も運動もできなくて、友達とも馴染めず、ストレスだらけだったし。
高校生の頃、入学の時点から、三年間保健室登校のクラスメイトがいたけど、心底羨ましかった。私もあそこに行きたいなーって、いつも思っていた。教室に一度も来なかったその子は、誰よりもいいところへ就職して、口には出さなかったけど、ずるいなと思っていた。
同じくらいの歳の子供を持つ親としては、そのYouTuberの子がそのまま学校に行かず、自分のしたいことだけをしていく人生の行く先が見たい。どんな大人になるのか、どんな考えを持つのか、YouTuberとして成功するのか、人体実験的に見てみたい。
もしも、自分の子供がイジメなど精神的問題が原因で学校に行きたがらなければ、行かなくていいと言いたい。フリースクールに行けばいい。勉強をする機会が別にあって、本人がどこでも勉強してみせるって思いがあれば、大丈夫だと思っている。
でも本音を言えば、できればそんな日は来ずに、このまま学校に通える状況であって欲しい。
