算数ノイローゼ
子供のクラスに、算数の勉強ができなくて、ノイローゼ気味になっている子がいるそう。
うちの子は今のところなんとか躓いてはいないが、私は躓いてた子供だったので、その子の気持ちがよくわかる。
何がわからないかがわからなくなると、そこから抜け出すのは本当に大変だと思う。
意味がわからないと、授業が面白くない。面白くないから授業を聞かない。そのまま次の授業に進む。余計にわからなくなる。わからないと授業が苦痛になる。余計勉強が嫌いになる。そのループ地獄にはまって、気がつくと、何がわからないかがわからない、となる。
私は仕事もせず時間があったので、よく子供に声をかけて、授業でわからないところはないかと尋ねていた。
たまに宿題で解けないところがあると、徹底的に復習をして、次の授業には解けるように教えてきた。でもそれは時間がある私だからできることで、毎日時間をいっぱいいっぱい使って、家事に仕事に介護にと奮闘しているお母さんたちはそんな時間がなくて大変だと思う。
私も働きたいと思っているが、実は子供の勉強を見てあげる時間が減るのではないかと、そのことも不安材料になっている。
私は不器用なので、仕事をしたら子供のことは構えなくなると思う。
うちの子は自分から勉強をしてくれる子ではないし、親の私たちは本当に勉強ができなかったので、その血を引き継いだ子供がいつ躓くかと不安でいっぱいだ。
いまができる子だからこれからもできる子とは限らないんだよな。
とりあえず今は、宿題を全て理解できるように
子供をフォローしていきたい。
驚愕!おばはんになったな
化粧中の姿を子供に隠し撮りされた。
ケッラケラ笑っていたので、バレバレだったんだけど。
普段は写真嫌いで、あんまり私の写真は残っていない。たまに自分が写った写真を見ると、髪の毛はボザボサで、顔の下半分が伸びて、自分の老いに驚く。
そして案の定、忘れた頃に、化粧中の写真を見つける。怖いもの見たさで次々に見ていくと、ほうれい線の下がり具合がハンパない。
どれだけ口角を下げて過ごしてきたのか、不満を持って生きてきたのか、それをあらわしているかのような、ばばあ具合。
げんなりする。
綺麗なおばさんになりたかったのに、ただのおばさん。ただただ、ただのおばさん。ただただただただ、ただのおばさん。悲しい。
今ブログを書きながら口角を上げてる。今からでも遅くない。はず…。
古典的な遊び
こどもの日。
じいちゃんばあちゃんも一緒に、山奥にある自然豊かな公園へ行ってきた。山奥だから、そこまで人はいないだろうと思っていたら、駐車場から溢れる車。うちも含めて、みんな頑張ってるなぁ。
ゴーカートに乗り、人から離れて散歩をする。
小川がサラサラと流れている側に笹があり、ばあちゃんが笹舟を作り出した。じいちゃんも作り出すと、子供が興味津々で覗く。じいちゃんが作りかたを教えてくれると、小川に流したいと子供が言い、みんなで競争した。
船はすぐにひっくり返ったり、沈没したり、その度にゲラゲラ笑う子供。
何回も、もう一度、もう一度、と言うので、気がすむまで付き合うと、笑顔で楽しかったと言ってくれた。
子供には古い遊びも新しい遊びも関係ないんだなと感心した。普段はゲームに夢中になってても、笹舟を作って流すだけであんなにワクワクしてくれるんだ。
ゲームもいいけど、じいちゃんやばあちゃんに色々と教えてもらうのも刺激になるなぁ。
ピカソにルノワールにモネをみる
子供を芸術に触れ合わせたいと、美術館に行ってきた。小さい頃から美術館や博物館や資料館など連れていっているが、うちの子は芸術などが好きではない。館内に入ると、ソワソワして早く帰ろう感を出される。それでもいつか、美術の授業などの役に立てばと思って、たまに連れていっている。
今日の美術館は、ピカソやルノワールなど、芸術に疎い私でも知っている人の絵があるということで、楽しみにしていた。
驚くことに、このどこに行っても人が多い時期に、私たちの貸切状態だった。お陰で、どれもこれもゆっくりじっくりみることができた。しかもこの美術館には、思っていた以上の絵や彫刻や古美術などがあり、見応え十分で期待以上に満足するものだった。
その中で楽しみにしていたピカソの絵。テレビや本で見たとおり、変な絵。絵が苦手なうちの子でも描けそうだと言ったら失礼だけど、面白い絵だった。ところが、ピカソの作ったお皿も置いてあり、絵皿になるとそのピカソの絵が輝いて見える。とても可愛くて、今時で、お金があったら欲しいようなとても好みのものだった。
それに、モネの絵が素敵だった。
近くで見ると、ただ絵の具をベタベタ塗ったような、よくわからない絵だったのに、部屋を出ようと、離れたところからみたその絵がとても美しく、思わず声が出た。
キラキラ光るような水、そして波。そこにその景色があるように感じられた。近すぎるとわからない、その絵の美しさに惚れ惚れした。
きっとこの絵のことをずっと忘れないだろう。
子供も思ったよりは楽しんでくれたけど、やっぱり早く帰ろう感を出されたので、次はもう少し大きくなったらまたいっしょに来ようと思う。
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